泉屋博古館分館 〒105-0032 東京都港区六本木1-5-1 |
[住友春翠生誕150年記念特別展] |
バロン住友の美的生活 |
美の夢は終わらない |
明治・大正時代に住友グループの基礎を築いた住友家 15代当主春翠。 一方では彼は、公私にわたり文化活動に力を注ぎ、多彩な美術品を収集しました。 |
第1部 「バロン住友春翠―邸宅美術館の夢」 |
第1部は明治編。 明治 36年 (1903) 神戸の須磨海岸に洋館を築いた春翠は、内外の洋画や近代工芸、さらには中国文物までを邸内に飾り愛でました。 それは西欧文化と東洋の文人趣味も融合した独特の世界観を映しだし、あたかも邸宅美術館の様相を呈しました。 須磨別邸は惜しくも昭和 20年の戦災で焼失しましたが、本展では今に伝えられる彼の収集品とあわせ、在りし日の須磨別邸の様子を模型により再現、青年期の春翠の美意識と文化貢献への志をしのびます。 |
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画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。 |
【住友春翠生誕150年記念特別展】 |
住友春翠生誕150年記念 |
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春翠の文化活動について、コレクターとしての側面に注目! |
【展覧会の構成】 ―住友春翠生誕150年記念 「住友春翠 美の夢は終わらない 」 図録、プレスリリース他からの抜粋文章です― |
住友春翠の収集した美術工芸コレクションを展覧するにあたって、生涯、春翠が神戸須磨別邸に飾った和漢洋に関する様々な文化的視野の意味を考える上で、須磨別邸は密接に関連して、非常に特徴のある空間を創り出していた。 |
第1部 「バロン住友春翠―邸宅美術館の夢」の展覧会構成 |
'2016 2_26 プレス内覧会の会場内風景と展示作品です、画像をクリックすると大きな画像でご覧いただけます。 |
T-1 須磨別邸の概要 〜須磨にすまう |
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・T-9 住友家須磨別邸模型 景観模型工房 平成 27年 (2015) |
V 内国勧業博覧会と春翠 |
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左端・V-1 安藤重兵衛(1856-1945) 《銀七宝孔雀尾模様花瓶》 明治 36年 (1903) |
住友春翠 (1884〜1926) SUMITOMO SHUNSUI (バロン住友) |
住友家15代当主。 現在の住友各社の前身を次々に起業、大正 10年 (1921) 住友合資会社を設立した。 また大阪府立中之島図書館、大阪市立美術館の敷地を寄附するなど文化社会事業にも貢献。
芸術家支援や幅広い美術収集でも知られる。 京都の公家徳大寺公純の六男で、明治 25年 (1892) 住友家に入り吉左衞門友純を名乗った。 実兄に西園寺公望がいる。 |
主催:公益財団法人泉屋博古館、日本経済新聞社 |
参考資料:住友春翠生誕150年記念 「住友春翠 美の夢は終わらない」 図録、Press Release、他。 |
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